酸性パーマ剤使用時はシャンプーはあとで
完全ドライが必要条件です。(美容師でも知らないかも!)専門的ですが次のようなことがあります。
用事調整の酸性剤・・水に触れた瞬間から加水分解が始まり還元力(1剤のパワー)が落ちます。
『なぜ、シャンプーしないの?』と聞かれますがこれが回答です。(用事調整とは・・施術直前に剤をつくるタイプ)
ワックスやオイルべったりな髪はシャンプーします。しかたない!ということです。
シャンプーの代わりを後で!!
よくシリコーン等が、パーマのあたりを邪魔する!といいますが
製品に配合されている程度では問題ない。
それどころか、毛先が適度に保護されているので都合が良いことが多いです。
実際に実験するとわかります。
シャンプーの多くにはカチオン成分(ダメージ部・毛先などの保護成分)が配合されていて毛髪に被膜をつくります。毛先方向に機能することが理論的に多くなります。
これが、意外と使える状態になります。
*パーマ前専用のシャンプーもありますが、毛先まで被膜を除去しすぎない方が良いと考えています。
パーマ後のシャンプー近似
ロットアウト後にシャンプー等をします。
一般にいうシャンプーではありません。お客様にはわからないレベルです。
補足
- スキンの刺激性を考えると事前シャンプーをしなくて良い方はしない方が良いというのもある。これ重要!
- 事前シャンプーは、美容院の料金加算要素にもできるので通常ここまで考えないのではないかと思う。
- 『パーマが当たりにくくなる』ーオイルベッタリじゃないと問題ないです。
- その他専門的な要素で是非があります。
アルカリの1剤でも、髪状態や地肌状態によっては、技術前シャンプーをしないほうが良いこともあります。
最も良いと思うのは、美容院ご利用一日前に、軽く(地肌をこすらないで)シャンプーしてご来店いただくことかと思います。
(シャンプー後に使うコンディショナーをお使いになっても大丈夫です)