2018年1月

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美容院の料金の決め方

基本的に勝手に決めます。薬剤コストの高い低い/技術のレベル・・関係ないです。料金が、かなり安いサロンでも上手い美容師はいる!というこにもなります。ただ、サロンシステムでコストや施術時間に制限があり過ぎると『出来ないことも増える』可能性はクオリティに影響するかもしれません。

同一サロンにおいて、薬剤コストの違いは料金に反映することもあります。

  1. 労働生産性に限界がある業種*1
  2. 技術を安売りしたくないという美容師の思い
  3. 料金の高さによるイメージの展開(意外と大きな要素)
  4. 社会的地位の向上から料金を高めに設定する傾向

同じ美容師としては、よく理解できます。

お客様の立場から見ると必ずしも喜ばしいことではない

美容師側に、この視座が少ない感じます。地方と都会は、店舗の維持費が違うという要素。労働者生産性*1の限界がある業種だから維持費が高い都心部では単価を高くしないと維持出来ない。あるいは『多くこなさないと』維持出来ない。このことは地方都市なりの料金を考えるのも大切な要素だと言いかえられます。

お客様がサロン選択される要素を考えるとき、必ずしも上記だけが満足の要因ではないという理解はあります。

例として、調度品やサロンのつくりが好きなどの癒し的要素からの選択もあると思います。

『サロンポリシーとの兼ね合い』で料金を決める

技術の優劣はお客様の評価です。だから、自分のサロンは技術が高いから料金を高く設定する!というのも微妙な判断です。

*1労働生産性の限界とは・一時間あたりに施術出来るお客様の数は限度があります。(一日に上限)顧客単価をかけると売り上げ上限が出ます。
美容院が物販と根本的に違うところです。

美容院の料金2

美容院の料金:例えば『パーマ』の料金を問い合わせるとき、全込みかそうでないかを聞かれるのが良いと思います。 ブブでは『パーマ』の料金は『パーマを使うヘアデザインの料金』としています。カット、パーマ、仕上げ、それに付属するシャンプー等『一切が込みの料金』です。

サロンによっては、パーマという技術+カットという技術+セットという技術・・等々が加算式があります。料金は、問い合わせないとわからないです。

こういうことも、ネット経由では回答までの時間のズレがあります。

  1. 美容師が思うこと:毛先カットだけでもする方が綺麗だと!矯正も同じです。パーマ系は、全込み料金にしています。
    デザイン全体としての料金設定です。

料金に関して3

パーマ系は、カラー系と違い。マス(かたまり)として表現するデザインがパーマです。出来上がるスタイルの量感・質的アプローチ・・美容師側が、本当はこうした方がより良い!と感じるときの技術的自由度が欲しいので全込み料金にしています。

美容師側が、カットも本当はした方が良い!と思う時、+カット〜円追加料金になります!みたいなこと言いたくない!があります。加算料金の場合、黙って施術され思いのほか高額になったということを時々聞くことがあります。

会計の時、事前に調べてたより『高額でビックリ!した』ことありませんか?
こういったことが理由としてあると思います。