ホワイトにするブリーチ

ホワイトにするブリーチには髪条件がかかわる
- 来店時の髪のダメージ程度
- もともとの髪の強さ(毛髪破断強度のちがい)
- カラー履歴
- 海外インスタなど一度でホワイト!
一般に白人毛髪は細いのですが日本人毛髪よりダメージしにくい構造です。 - 薬事によるブリーチパワーの違い
海外では倍近いパワーのブリーチが使用できます。
来店時の髪のダメージ程度
カラー履歴の多さ、パーマや縮毛矯正の履歴がありホワイトまでのブリーチに耐えられない。髪に強さをあたえる〜プレックスというのがあります。
勿論、ブブでも使用しています。それでも!
ヘアアイロンの多用。元々の髪にもよると思いますが、ヘアアイロンの多用や上記が重なるとブリーチにかなり影響します。
もともとの髪の強さ
毛髪破断強度は、それぞれ違います。友達はできたのに自分は!ということもある一つです。
カラー履歴
- 暗いカラーをした履歴
- 白髪があってもなくても、白髪対応の剤でカラーした履歴。美容院でもご自分でも。
美容院でする場合、何を使っているかわからないと思うのですが、白髪対応の剤でトーンダウンしている場合。明るめの白髪対応剤でも履歴回数や製品によっては1年、2年・・と影響します。暗い剤だとなおさらです。 - カラートリートメント・ヘアマニキュアの履歴。製品によって数か月影響します。それほど影響しない製品もあるようです。
美容院でも、セルフでも同様です。特に、赤系統、茶系は影響します。表面的に色が見えなくても、ブリーチして明るくなると毛髪内部に残る色味が鮮明になることが普通にあり、ヘアカラーに影響します。特にホワイトや明るいグレー系に影響します。
一般に、上記のことが影響する要素です。4項目、5項目は現実です。インスタやYouTubeでは、どの程度のパワーブリーチを使用しているのかわからないです。特殊技術もあるでしょうが一般的に美容師には理解できる内容です。
日本人毛髪をブリーチ
いづれにしても、日本人毛髪をブリーチだけでホワイトに出来ても、ほとんどの場合、髪が切れ始めたり溶けます。ですので、薄いイエローまでブリーチしてカラー剤でホワイトにみせるというのが一般的です。あるいは、紫シャンプーにて。
薄い薄いオレンジまでブリーチできた場合、髪履歴によってはカラー剤でホワイトに出来ることもあります。
海外インスタなど一度でホワイト
白人毛髪は、一般に毛髪強度があることやメラニンがアジア人とは違います。さらに、ブリーチのパワーが倍近い。これらのことから白人のインスタやYouTubeは参考になりません。
ホワイトブリーチの結論
パーワのあるブリーチ剤が使えるか!と、専門的に残留ティント(髪に残る色素)がどうなのか!ということになります。
残留ティントというのは、美容師がカラーするとき必ず必要なことです。通常のヘアカラーにおいても同様です。
このため、インスタやYouTube、美容メーカーのプロモーション画像においては、狙う効果をひこ出すためモデル選択することも多多あります。
現実のサロンワークとプロモ-ションは、違うことも多いのです。
*画像は、加工していません。赤いマジックは加工していない証のためです。