パーマ剤のGMT+スピエラの溶剤も酸性もしくは中性で使う
酸性パーマ剤を有効に使う
パーマ剤のGMT+スピエラをデジタルパーマ専用として使う。GMT+スピエラで、1剤溶剤にもアルカリを使わないものを用事調整。
Eラクトンプラス(スピリッツ製)・・・精製水90+Eラクトン10g(95g+5gでも)を塗布する直前につくる。
スピエラは、完全ドライ毛のままワイディングしてから1剤つけるのがおすすめ。
GMTとの混合でも同じ。
GMT及びスピエラのおすすめはオレンジコスメ製品。よくできている!
GMTやスピエラは、高濃度な製品ほど良いは思わない。軽量のしやすさも現場のサロンでは重要だからだ。
上記に、完全ドライにてのアプローチをおすすめと書いたけれど下記は、もっと良い
- RPA SSエージェント原液を、ドライの毛髪に『ややしめる』程度に噴霧する。
- ワイディング
- 用事調整にて剤を作り、塗布する。10放置h以下が多い。(経験的に7分が多い)
- よ〜く流す
後は、デジパ行程か通常パーマにより工程がちがいます。
いづれにしても、2剤後は、RPASSエージェント原液20ccを塗布するのが良い。
例
ブロム(オレンジコスメの10%タイプ)
5分+5分+3分+RPA3分など
過酸化水素2剤は6%でクリームタイプでないもの
5分+5分+3分+RPA3分
仕上げは 植物油主剤のPROILのみ(極めて少量)
経験的にマカダミア油にふくまれるパルミトレイン酸とセラミド類似体が柔らかく 綺麗にウエーブをキープできるのではないかと思います。
酸性パーマの日々のケアも脂質を補うのが良いと思いますのでPROILは最適
デジパでもこれだけで仕上げるのがおすすめです。(美容院においてもお客様においても)
植物オイルは、ひとつにパーマ後のスタイルに使用する目的があるのです。
システィン酸は可逆的
『システィン酸生成の抑止』を出来るだけアプローチする必要がある。
酸性パーマといっても、前処理や中間、出来れば後処理においてもRPASSエージェントの使用をおすすめします。
後処理(流さないトリートメント)だけで使用しても有効性があるとする知見があります。
アニオン特有の良い方向のキシミがあるので、VIGUSIウルフォフなどのカチオン系洗い流さないトリートメントと合一させます。
乾くほどに質感が秀逸になります。
実際、RPASSエージェントのリターンは非常に高い。
カラーにも適応・・過酸化水素由来のシスティン酸
パーマやカラーには化学処理剤がおすすめ
パーマやカラーの酸化生成物は不可逆てきだから、可逆性が期待できる処理剤が必要です。
サロントリートメンにも、この機能がないと意味がない。
アルカリ処理は、必要だけど不可逆的でないから日々のシャンプーやコンデ、洗い流さないトリートメントでも
よいと最近考えています。
このことから、剤を流すというのは『しっかりが必要』といえることがわかります。
そして、コンデで少しでも放置する。
これは、美容院でもお客様でも共通です。
が、コンデもしっかり流します。Ph調整にフルーツ酸が使われていて、それが毛髪に多く残り続けると
不溶性の・・酸カルシウムになると質感が低下するからです。
この観点から、洗い流さないトリートメントのPH調整剤も一考する必要があるのです。